私が57歳にして仲人になった理由
カウンセラー今枝朱美です。
私は57歳になりました。
結婚相談所に入会される会員様からすると、親御様と同年齢かと思いますが、実は仲人としてはまだ新人です。
老後の趣味?いきがい作り? と思われるかもしれませんが、そうではなく私は長年考えてきたことを結婚相談所で実現し、あなたの婚活のお役に立ちたいのです。
私は子どもから手が離れたころからずっと結婚に携わる仕事をしてきました。
最初は42歳からの8年間、ウェディングプランナーとして旅館での和風ハウスウエディングを手掛けてきました。
両家の親戚にお披露目する意味合いの強い結婚式は、人生の最高に幸せなイベントではありますが、それまでの一対一の男女の関係だけでは完結しない両家の関係性が出る側面もあります。
招待したお客様皆様に祝福していただき喜んでいただくために、新郎新婦の意向をうかがうことはもちろんですが、お二人のご両親や家など背景すべてに気を配ることも必要でした。
家ごとにさまざまな価値観や考え方があることを思い知らされ、結婚式披露宴会場を決めるその日から、両家の想いをすり合わせ、めでたく当日を迎える新郎新婦たちを応援してきました。
その後、夫婦問題カウンセラーとなり8年目を迎えました。
相談に来られる皆様の夫婦関係修復に向けてたくさんの悩みに寄り添っていますが、いつも思っていたことがありました。
「みんな結婚って何だと思っていたのだろう?」「そんなこと初めからわかっていたよね?」
しかし25年間の結婚生活を離婚という形で卒業した私がわかっていたのでしょうか?
相談者に伝えるためにも私が一から結婚を知らなければいけないと思い、「結婚教育」を学びました。
結婚教育は、結婚教育研究家棚橋美枝子氏の、夫婦相談や結婚相談の現場の声から生まれました。
「結婚について学ぼう、気づこう、考えよう、そして人生を深めよう。」ということを発信しています。
その中の一つに、幼少期から高齢期まで人生を大きく9期に分けて結婚について、人生について考える指標があります。
各期について結婚というワードで考え、また各期を点で考えるのではなく、つながりや親子の影響も考えます。
その後は結婚教育を広く伝えるため、結婚生活を円満に送るポイントを講座でお話し、皆で気づき考えることをしてきました。
しかしやればやるほど、人は問題に直面しないと学ぼうとせず、予防が難しいことを思い知らされました。
せっかく生涯のパートナーと巡り合えるという強運にありながら、結婚について教えてもらっていなかったばっかりに、幸せになるチャンスを逃し、あえて苦しい選択をしているご夫婦がたくさんいるのです。
また、マイナスの情報ばかりをキャッチしてしまい、結婚を難しいものや面倒なものととらえてしまい、自ら選択する権利さえ放棄しているもったいない人たちもたくさんいることを知りました。
夫婦問題カウンセラーとして、起きてしまった問題を解決していくことも大切ですが、同時に「結婚したいと望みこれから運命のお相手に出会おうとしている人に、今までの経験や学んできたことをすべて伝えたい。」と思いました。
結婚を学び、自信をもって婚活にのぞみ、結婚後問題が起きても想定内として対応できるあなたになっていただきたいのです。
結婚という切り口で自分や親の人生の様々な時期について考えた時、自分の価値観つまり自分の持っている結婚観を知ることができ、同様に別の人生を歩んできた相手にもまた違う結婚観があることが理解できるようになります。
自分の望む結婚観を明確にすることができた時、あなたにマッチするお相手が目の前に浮かび上がるように見えてくることでしょう。
お見合いやデートの時にお相手を選ぶポイントが全く違うものになると思います。
条件だけのマッチングから数多くのお見合いを重ね、時間と労力とお金をたくさんかけ、おまけに傷つき傷つけあうことはできるだけ避けたいという思いは、誰もが同じだと思います。
私の思いをたくさん伝えますので、あなたのこともたくさん話してください。
思いやりあるあたたかい家族にかこまれ、豊かで幸せな一生を送る結婚のお手伝いをします。
結婚はゴールではなくスタートです。
私と一緒に、結婚生活のスタートに立ちましょう!!